ベゴニアの種類：冬咲きベゴニア

	球根ベゴニアと同様に、球根性ベゴニアを交配して作られた種類で、球根性ベゴニアのソコトラーナとドレーゲイの交配で作られた人工交配種です。この種をもとに品種改良が進められて、多くの品種が作出されています。クリスマス時期に園芸店に出回る事から、「クリスマス・ベゴニア」とも呼ばれています。
		バイザーシュネークリスマスベゴニア、ラブミーの白花である

育生のポイント

●水やりは用土の過湿に気をつけ、鉢土の表面が乾いてから。
●冬に開花期を迎えますが、室内で気温を10℃～25℃に保つ事で長く花を楽しめます。
●初夏から夏にかけて株の形を作るため、摘心を行い枝数を増やすようにすると開花期に美しい花姿を楽しめます。

作業歴

生育温度

10℃～30℃

生育湿度

40%～70%

生育環境

鉢植え・ハンギング

育成難易度

中～難

置き場

春：強い光を嫌いますので、レースのカーテンなどで日差しを和らげる事の出来る場所に置きます。
夏：通風の良い明るめの日陰に置きます。
秋：室内の日当たりの良い窓辺などに置きます。
冬：室内の日当たりの良い場所で10℃～25℃に保つようにします。

水やり

春：過湿を嫌うので、用土が乾いてから与えます。
夏：鉢内の温度が上がる時期ですので、水の与えすぎによる過湿は十分注意し、鉢土の表面が乾いたのを確認してから与えます。
秋：鉢土が乾いたらたっぷり与えます。
冬：鉢土が乾いたらたっぷり与えます。

肥料

春：植え替えをした物に緩効性の肥料を元肥として与える程度。
夏：基本的に与えません。
秋：薄めの液体肥料を月に2～3回程度与えます。
冬：薄めの液体肥料を月に2～3回程度与えます。

用土

●軽めで水はけが良いものを。
●例：ピートモス[2]、山（川）砂[1]、鹿沼土[1]

病害虫

●冬場にうどんこ病に注意
●早めに殺菌剤を散布し防除します。