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ベゴニア園を訪ねて

中国科学院西吸双版納熱帯植物園-2008/9/22


9月10日から7日間の予定で中国雲南省、昆明・景洪の植物園とベゴニアの自生地を訪ねる旅へ出かけてきました。


北京空港から国内線に乗り継ぎ昆明に向かった。昆明に着いたのはすっかり暗くなり小雨が降っていた。空港が混み合いタクシー乗り場を捜していたら今回の旅行でお世話になる中国化学院昆明植物研究所の李景秀先生ご夫妻が出迎えて下さいました。

2日目の午後、飛行機に乗り景洪空港まで移動した。そろそろ空港着くという頃、機下を見ると粘土のような赤土色のメコン川が細かいひだのように重なった山の間を大蛇のようにうねっていた。<写真:景洪空港>

景洪での4日間はマイクロバスを借り現地のガイドさん陳さん若い運転手さん陸さんのお世話になることになる。宿泊地でもある西双版納の熱帯植物園に向かう道は途中いたるところで雨期の時の崖崩れの跡が残っていていて舗装されていない山道は車が大きく揺れた。車窓は山頂まで植林されたゴムの林が何処までも続いていた。
<写真:車窓から見たゴム林>

植物園内にあるホテルには夕刻に着いたが夕食までの2時間を時間を惜しんで、園内を案内してもらうことになり15分後にロビーに集合した。

<写真左:植物園入口、写真右:園内の様子>

熱帯雨林の900ヘクタールの広大な園内には約1万本の花木が植わっている。自然保護区となっている植物園の原生林の中に入って行くとまだ日があるというのに覆った木々で薄暗く遊歩道が出来ているが原生林のまま保たれ足元が悪い。

最初に見つけたハンデリーhandeliiとドライアデスdryadis。パルマータpalmata少し離れた岩の上にはレックス原種。

<写真左:ハンデリー、写真右:ドライアデス>

<写真左:パルマータ>


茂みの中から大葉のシレテンシスsilletensisが葉を覗かせていた。

道を進んで行くとドライアデスがたくさん見つかるようになり少し日が差し込むようになった場所では木立のテトラゴーナtetragonaが群生していた。

開けた場所ではテトラゴーナとシレテンシスの自然交配したものが大株になって花を咲かせていた。
<写真上:シレテンシス>


<写真左:テトラゴーナ、写真右:テトラゴーナとシレテンシスの自然交配>

※現在、続きを執筆中です。お待ちください。




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